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まいぷれ香取編集部 取材レポート!

香取市の農業生産者視察バスツアーに参加させていただきました!

香取市は昨年度、香取市農産物等ブランドアップ事業として「ちば香取のすぐれもの」を立ち上げた。

今回はその一環として企画され、公益社団法人全日本司厨士協会の方々をお招きし、香取市の農業生産品とともに生産者さんたちの拘りや志を知ってもらい、香取市の認知度アップ、活性化に繋げていこうという試みのもと「ちば香取のすぐれもの~食材視察バスツアー~」が行われました。

 

香取市の基幹産業は農業です

農林水産省によると、香取市の2016年の市町村別農業産出額(推計)は関東甲信越で4位、千葉県内で2位。

県内収穫量1位の米のほか、さつまいもは千葉県1位、豚肉は千葉県2位、鶏肉は千葉県3位など、様々な農産品があります。

 

今回のツアーでは、

○芳源マッシュルーム株式会社さん(マッシュルーム)

○高須蓮農園さん(レンコン)

○加瀬農園さん(露地野菜)

○株式会社恋する豚研究所さん(豚肉)

を視察させていただきました!

 

芳源(よしもと)マッシュルーム株式会社

 

最初に伺ったのは、第47回日本農業賞で大賞を受賞した、芳源マッシュルーム株式会社さん。

香取市は全国でも1位・2位を争うマッシュルームの生産地だということを、みなさんご存じでしょうか?

日本有数の生産量を誇る香取のマッシュルームの大半を、芳源マッシュルームさんが生産されています。

 

「洋食の添え物、増量材」といったイメージが強いマッシュルームですが、世界では食卓に欠かせない食材のひとつで、世界で最も消費量の多いきのこなんだそうです。

日本には多くの種類のきのこがあり、新鮮なマッシュルームは生で食べることもできます。

純白のコロンとしたフォルム、そしてビロードの手触り。
独特の食感と濃厚な香ばしさで、三大旨味成分の一つグルタミン酸がシイタケの3倍も含まれており、いいだしが取れるそう。

 

「日本人が持つ誤ったイメージを変え、正しい知識と美味しいマッシュルームを広めていきたい」と同社の菅佐原専務は話します。

 

衛生・温度・湿度管理が命の栽培室の見学へ。

栽培室の中は一面びっしりと栽培されたマッシュルームと濃厚な香りが。

 

ひとつひとつ丁寧に手作業で収穫する

同じスピードで成長するとマッシュルームの頭同士がぶつかってしうためサイズがばらばらになるように調整しているそう

収穫したての新鮮なマッシュルームはすぐに冷蔵し、鮮度を保ちます

マッシュルームが育つ土台となる土づくり、培地作りこそがマッシュルーム栽培の要。

芳源マッシュルームさんではオランダ式のマッシュルーム用培地製造システムを導入し、発酵ムラを少なくし生産期間を短縮。

培地は、馬厩肥(ばきゅうひ)に水分を含ませ、鶏糞と石膏を混ぜバンカーと呼ばれる発酵槽へ。

菌床に有機堆肥やミネラルが豊富な地下水を使用し、さらに2次発酵と菌の培養を専用の設備で行うため、高品質で旨みがぎっしりとつまった肉厚なマッシュルームを栽培することが可能に。

 

生産者の手間と愛情で美味しいマッシュルームが育ち、私たちのもとへ届けられます。

 

そして最後は試食会!たくさんのマッシュルーム料理が目の前に!

恋する豚研究所さんの豚肉とマッシュルームのしゃぶしゃぶ

大きめのマッシュルームをそのままスライスしてポン酢でいただきました!

大きめのマッシュルームをフライに。なにも付けなくてもマッシュルームの濃厚な旨味が味わえます

鉄板のアヒージョはやっぱり美味い!

マッシュルームをベーコンで巻いた天ぷら

ジャンボマッシュルームをそのまま蒸してマッシュルームから出るだしだけで調理したジャンボステーキ!

司厨士協会の皆様にも大好評の試食会でした!

「マッシュルームってこんなに美味しいんだ」マッシュルーム本来の美味しさを改めて実感。

香取に来た際にはぜひお立ち寄りしていただき、この感動を味わってください!

芳源マッシュルームのみなさま、ありがとうございました。

別館山田

昼食は佐原名物!うな重をいただきました。

国道51号線沿いにある「別館山田」さん。

まったりとした濃いめの甘だれ、伝統の箱蒸しではみ出る大きさの肉厚のうな重。

もう、おいしいのひとことですね。

 

休日は行列ができる人気店です。お早目のご来店がおすすめ。

佐原のうなぎ、一度はご賞味ください!

ごちそうさまでした!

 

高須蓮農園

続いてお伺いしたのは、レンコンを栽培している「高須蓮農園」さん。

 

レンコンの生産は主に茨城県や福島県が多く、千葉県内では生産者が非常に少なく、香取市では2件ほどしかないそうです。

霞ケ浦の湖畔に位置し、田んぼに囲まれた当農園。

有機肥料を使用しており、大きくはならないが、その分真っ白な質の良いレンコンが採れるそう。

 

収穫の様子を見せていただきました!

粘土質の土の中でレンコンが育つ

田んぼのように機械がないため全て手作業で収穫を行うそうです

「採れたてはこんなに白いんです。よく漂白されているとか言われますがこれが本来のレンコンの色です。」と市場で並ぶレンコンとは違う、採れたて新鮮なレンコンを見せていただきました

お土産にと採れたてのレンコンをいただきました♪

利根川や霞ケ浦など水に囲まれた地域で、いい水と土で育ったレンコン。

これから冬にかけて市場に多く出回ります。

香取市内の道の駅などで販売されているので、ぜひ一度食べてみてください!

 

高須さんありがとうございました!

 

加瀬農園

続いては、露地野菜を栽培している「加瀬農園」さんに。

有機野菜を作り続けて25年、4.8ヘクタールにも及ぶ広大な土地で主に根菜を栽培しています。

農薬や除草剤、化学肥料を一切使わずに「美味しい野菜作りたい」、その一心で野菜作りを続けている。

加瀬さんが話すには、野菜作りは土が命。

「良い土の条件というのは、畑の状態を整えてくれる微生物がいること。微生物が土の中の有機物を分解してくれると、アミノ酸が生まれるんです。本来、植物はこのアミノ酸によって育てられるもの。化学肥料を使って作物を育てようとすると、光合成の際に体内の糖分を消費してしまって、甘みが減ってしまう」

 

加瀬農園さんが作る野菜は、生で食べてもえぐみがなく、野菜嫌いの子供でも美味しく食べられるものばかり。

中でも評判がいいのは、にがみ・えぐみがなく、甘い葉付き人参。

入荷を待つ人も多い人気の人参です。

 

「生で食べてみなよ!」と収穫したてのネギをそのままいただきました。ネギ特有の辛みが少なく甘い!

蒸かしたさつまいもをいただきましたが、これもまたフカフカで甘い!

持ってきな!とビーツもいただいちゃいました

たくさんの野菜を試食させていただきました!

「消費者の声が農家にとって1番の喜び」

「俺の野菜はうまいよ!」とはにかむ加瀬さん。

 

「消費者の方に生産者の思いも届けられたら1番ですね」

こだわりと愛情がたっぷり詰まった自慢の有機野菜、本当に美味しいです!

 

加瀬農園の皆さま、ありがとうございました!

 

恋する豚研究所

最後にお邪魔したのは、恋する豚研究所さん。

「恋する」とは、「豚に恋する」のではなく、「豚が恋する」というイメージでつけられたそう。

恋すれば、健やかで美味しい豚が育つんじゃないかと楽しい想像をして飼育しているそうです。

エサや育て方にこだわっているため、農場はひとつだけ。

精肉はほのかな甘みが広がり、くさみが少なく、あと味はすっきり。

調理はシンプルに、お肉そのものの味を楽しんでいただくのが◎

ソーセージやベーコンなどの加工品も販売しています。

 

工場の2階には食堂があり、しゃぶしゃぶやロース肉などのランチが人気です。

ガラス張りのおしゃれな店内で、目の前に広がる自然溢れる風景を眺めながら美味しい豚肉が食べられます

恋する豚研究所の豚肉や製品は、育てる人、加工する人、販売する人のこぢんまりとしたつながりの中でつくられています。

「みんなでわいわいと鍋を囲む日。ひとりせつなさを抱きしめてご飯を食べる日。そういう時にそっと食卓にある存在でありたい」

 

恋する豚研究所さんの商品は、ネットストアや百貨店、スーパーなどで販売されています。

お土産やご贈答にも喜ばれます♪

恋する豚研究所さんの敷地内に「1Kスイートポテト」スイートポテト専門店がオープン

 

近隣の農家さんから仕入れたさつまいもを加工。

特にオススメなのが、栗源地域にほぼ生産が限定されている希少性の高いベニコマチ。

自然の甘さを味わってもらいたいため、和三盆という砂糖を使用し、上品で優しい甘さの仕上がり。

材料を最小限にしているので、素材の違いを感じることができます。

先日TVでも紹介され、注目のスポットとなっています。

 

今後は自社農園にて栽培したさつまいもを使用していくとのこと。

2階にはイートインコーナーもあるので、ちょこっと立ち寄るにちょうどいいですね。

1個がとても大きい!シェアや食べ比べも◎

さつまいもの香り、甘みが味わえる「いもラテ」をいただきいました!

恋する豚研究所さんに来た際には、ぜひこちらもチェックしてみてください♪

ありがとうございました!

「美味しい」尽くしの視察ツアー。大満足。

地元に住んでいながらも、知らなかった農家さんたちの美味しいものや想い。

香取市でこんな素敵な試みが行われていることも知りませんでした…。

今回参加させていただき、新しい発見がたくさんありました。

農家さんの野菜は個人的にも仕入れたいものばかり!

 

今後も香取市の魅力を、「まいぷれ香取」から発信していきたいと思います。

取材にご協力いただいた皆様、ありがとうございました!!

 

主催:香取市農産物販売促進協議会

ツアー企画:香取市、株式会社NIPPONIA SAWARA、佐原信用金庫

まいぷれ香取協力:NPO法人ル・マルシェ部設立準備委員会